【20代から30代】
25歳の頃、数人の弟子を引き連れ自分の工房を構える。最初の仕事は、サン・ドナード修道院の「東方三博士の礼拝」。しかし遅筆のダ・ヴィンチは、作品を未完のままミラノへ旅立っていく。
30歳の頃、武器や大砲、建築物などの設計図を描き、ミラノを支配していたルードヴィコ・スフォルツァに自薦し、認められる。翌年、サン・フランチェスコ・グランデ教会付属の同信会から依頼を受け、「岩窟の聖母」を製作。しかし、依頼主との間で、構図や意図が対立し、挙句の果てには金銭トラブルによる裁判沙汰にまで発展する。
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