セメント樽の中の日記(トワポリン)

2017年3月17日(金)
【生活】
リハビリで白線の上を、いろんな形で歩く練習がある。私はその白線を外れて隅っこを歩いていると、先生になぜ?と、指摘された。高校生活の時、いつも私は廊下の端を歩いていた。思い出したのは、誰も歩いてない廊下でさえ、端を歩いていて、指摘された事があるからだ。


同時期に入院してきた。50代であろうおじさんは、いつも、患者さんに話しかけていた。退屈だから、どうせなら、会話でもしていた方が気分は紛れるし少しでも楽しみがあった方が、というセリフを毎回言って友達を作っていた。私もそう言われた一人だが、私はそうですね、と言いながらも、基本部屋に閉じこもり本を読んだらパズルをしたりしている。

ご飯は食堂でみんなで食べるのだが、知らないおっさん達と食べるのは苦痛で、しょうがなかった。対面に人がいると、目のやり場に困り黙々と食べる。偏見かもしれないが、じじいは粉薬にむせて直ぐくしゃみをする。そして魚の皮は残すし、おかゆの患者が多いせいもあり、くちゃくちゃ言わせながら食べ、食いカスばかり残りの食欲も失せる。

高校生活、トイレにいけば、当時みんなつけていた、白色のジェレイドのワックスをベタベタつけている集団が嫌で、遠く離れたトイレで用を足していた。

建築業に就職した時も、昼休みはいつも現場の人がいない場所を見つけては、ひっそりと食べ、昼寝をしていた。

根本的な性格はあまり変わっていない事に気付く。


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